歴代ノーベル医学生理学賞受賞者の数秘術検証
この検証結果を公表するにあたり、以下にその注意点を記す。
今回は生年月日データのみ参照している。何故ならば氏名データの場合、検証の統一性を果たす為ラテンアルファベットへの変換が必要になるが、綴り方が複数あるケースも存在し統一性の担保が難しい為である。
また今回の検証では如何せん調査母数が少ない為、あくまで参考程度の検証となる。
今回算出したのは、基本数・日数・年数・発生月・月日数・西暦下一桁数の計6種類と各項目の奇数偶数比、更に基本数・日数・年数・月日数の合算値(4種平均値)。
月数で無く生まれ月(1〜12月)を採用している理由は、月数(1〜9)だと1〜3のみ過頻出となり統計上のバランスが乱れるからである。
【歴代ノーベル医学生理学賞受賞者の数秘術検証】 (1901〜2010、計196名)
【データ解析】 ※下記表中記号…☆:最大 ★:次点 ▼:最小
■基本数(生年月日の単数変換) ※平均値…21.78人
1:26人☆ 2:15人▼ 3:21人 4:21人 5:22人 6:22人 7:23人 8:18人 9:25人★
「1」と「9」が平均値を大きく上回り、「2」が平均値を大きく下回った。
■基本数の奇数偶数別 ※奇数標準値…108.9人 ※偶数標準値…87.1人
奇数:116人 偶数: 80人
奇数が標準値を上回った。
■日数(生日を単数変換・計算上1〜4が多くなるので注意)
1(1・10・19・28日):27人★(平均値:25.8人) 2(2・11・20・29日):22人 ( 同 :25.4人) 3(3・12・21・30日):28人☆( 同 :25.2人) 4(4・13・22・31日):18人 ( 同 :23.1人) 5(5・14・23日) :21人 ( 同 :19.3人) 6(6・15・24日) :28人☆( 同 :19.3人) 7(7・16・25日) :15人▼( 同 :19.3人) 8(8・17・26日) :17人 ( 同 :19.3人) 9(9・18・27日) :20人 ( 同 :19.3人) ※上記平均値は閏年も考慮
「1」「3」「6」の頻出が目立つが、平均値を考慮すると「6」の頻出がかなり目立つ。 一方、「4」「7」は平均値を大きく下回った。
■日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…108.9人 ※偶数標準値…87.1人
奇数:111人 偶数: 85人
奇数が標準値を上回った。
■年数(生年を単数変換) ※平均値…21.78人
1:19人 2:16人▼ 3:27人☆ 4:21人 5:19人 6:21人 7:27人☆ 8:24人★ 9:22人
「3」「7」「8」の頻出が目立つ。「2」が最小なのは基本数と同じ。
■年数の奇数偶数別 ※奇数標準値…108.9人 ※偶数標準値…87.1人
奇数:114人 偶数: 82人
ここでも奇数が標準値を上回った。
■生まれ月
1月:16人 (平均値:16.6人) 2月:13人 ( 同 :15.2人) 3月:15人 ( 同 :16.6人) 4月:17人 ( 同 :16.1人) 5月:14人 ( 同 :16.6人) 6月:26人☆( 同 :16.1人) 7月:11人▼( 同 :16.6人) 8月:15人 ( 同 :16.6人) 9月:19人★( 同 :16.1人) 10月:18人 ( 同 :16.6人) 11月:17人 ( 同 :16.1人) 12月:15人 ( 同 :16.6人) ※上記平均値は閏年も考慮
6月の出現頻度が顕著である。 そして次の月の7月が最小となっているのも特徴的である。
■生まれ月の奇数偶数別 ※奇数標準値…98.8人 ※偶数標準値…97.3人
奇数: 92人 偶数:104人
今までと異なり、偶数が標準値を上回った。
■月日数(生月と生日の合算を単数変換)
1:20人 (平均値:20.9人) 2:19人 ( 同 :22.0人) 3:22人 ( 同 :22.5人) 4:25人☆( 同 :22.1人) 5:23人★( 同 :22.5人) 6:21人 ( 同 :21.5人) 7:16人▼( 同 :22.0人) 8:25人☆( 同 :20.9人) 9:25人☆( 同 :21.5人)
「4」「8」「9」が最大。日数・生まれ月に続いて「7」が最小となった。
■月日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…109.5人 ※偶数標準値…86.5人
奇数:106人 偶数: 90人
生まれ月に続き、偶数が標準値を上回った。
■西暦下一桁数 ※平均値:19.6人
0:15人▼ 1:17人 2:19人 3:20人 4:18人 5:20人 6:27人☆ 7:22人 8:15人▼ 9:23人★
日数・生まれ月同様、「6」の出現頻度が顕著となった。 一方、「0」と「8」が最小となった。
■西暦下一桁数の奇数偶数別 ※奇数標準値…98人 ※偶数標準値…98人 ※「0」はバランス考慮の為、偶数に編入
奇数:102人 偶数: 94人
奇数が標準値を上回った。
■全項目の奇数偶数の割合 ※奇数標準値…53.8% 偶数標準値…46.2%
奇数:54.5% 偶数:45.5%
全体として、奇数が標準値を1%弱上回った。
■基本数・日数・年数・月日数の合算(4種平均)
1:92人 (標準値:90.3人) 2:72人▼( 同 :90.9人) 3:98人☆( 同 :91.3人) 4:85人 ( 同 :88.8人) 5:85人 ( 同 :85.4人) 6:96人★( 同 :84.4人) 7:80人 ( 同 :84.9人) 8:84人 ( 同 :83.8人) 9:92人 ( 同 :84.4人)
知性・生産・表現の「3」と、保護・愛情・責任の「6」が頻出した。 標準値を考慮すると、「6」の頻出度合いが他を圧倒している。 一方、感受・静謐・女性性の「2」が標準値を大きく下回った。
【検証結果まとめ】 ■基本数では「1」「9」、日数では「1」「3」「6」、年数では「3」「7」、生まれ月では「6月」、月日数では「4」「8」「9」、西暦下一桁数では「6」が多く出現した。
■4種平均では「3」と「6」、特に「6」の出現頻度の多さが際立った。医学・生理学において世界的貢献を為すのに必要なのは、「6」の持つ美意識や人を慈しむ想いという事か。
■その一方で、基本数・年数そして4種平均においては「2」が最小をマークした。また日数・生まれ月・月日数では「7」が最小をマークした。共に思考性を司る「2」と「7」が少なくなったのは意外だった。
■4種平均の最大「3」と次点「6」、そして最小「2」と次点「7」。それぞれのペアが逆数の関係(足して「9」となる数字の組み合わせ)を構成している。
■有意性に関しては、残念ながら有意差5%(<0.05)の条件は満たさなかった。
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