歴代ノーベル平和賞受賞者の数秘術的検証
今回は生年月日データのみ参照している。何故ならば氏名データの場合、検証の統一性を果たす為ラテンアルファベットへの変換が必要になるが、綴り方が複数あるケースも存在し統一性の担保が難しい為である。
また今回の検証では如何せん調査母数が少ない為、あくまで参考程度の検証となる。
今回算出したのは、基本数・日数・年数・生まれ月・月日数・西暦下一桁数の計6種類、各項目毎の奇数偶数比、及び基本数・日数・年数・月日数の合算(4種平均)である。
月数で無く生まれ月(1〜12月)を採用している理由は、月数(1〜9)だと1〜3のみ過頻出 となり統計上のバランスが乱れるからである。
----------------------------------------------------------------------- 【歴代ノーベル平和賞受賞者の数秘術的検証】 (1901〜2010、計97名。辞退者1名含む。生年月日不明者1名除く)
【データ解析】 ※下記表中記号…☆:最大 ★:次点 ▼:最小
■基本数(生年月日の単数変換) ※平均値…10.78人
1: 9人 2: 9人 3:11人 4:11人 5:13人☆ 6:11人 7: 8人▼ 8:13人☆ 9:12人★
改革・解放の「5」と、組織力の「8」が共に最大となった。 ただ母数が少ないので、現時点での有意性(確率的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられる)は認められなかった。
■基本数の奇数偶数別 ※奇数標準値…53.89人 ※偶数標準値…43.11人
奇数:53人 偶数:44人
ほぼ標準値となった。
■日数(生日を単数変換・計算上1〜4が多くなるので注意)
1(1・10・19・28日):17人☆(平均値:12.76人) 2(2・11・20・29日):11人 ( 同 :12.56人) 3(3・12・21・30日):10人 ( 同 :12.49人) 4(4・13・22・31日):11人 ( 同 :11.43人) 5(5・14・23日) : 9人 ( 同 : 9.57人) 6(6・15・24日) : 7人▼( 同 : 9.57人) 7(7・16・25日) : 7人▼( 同 : 9.57人) 8(8・17・26日) :11人 ( 同 : 9.57人) 9(9・18・27日) :14人★( 同 : 9.57人) ※上記平均値は閏年も考慮
「1」と「9」の頻出が目立つ。 確かに「1」の指導力や「9」の博愛思想は平和活動には必要だろう。 また基本数同様、ここでも「7」が少ない。 有意性は認められなかった。
■日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…53.95人 ※偶数標準値…43.05人
奇数:57人 偶数:40人
若干奇数が標準値を上回った。
■年数(生年を単数変換) ※平均値…10.78人
1: 9人 2:14人★ 3: 9人 4: 8人▼ 5:12人 6:15人☆ 7: 9人 8:12人 9: 9人
愛・責任の「6」と温和・人間関係の「2」が多く出現した。 有意性は認められなかった。
■年数の奇数偶数別 ※奇数標準値…53.89人 ※偶数標準値…43.11人
奇数:48人 偶数:49人
年数では偶数が標準値を上回った。
■生まれ月
1月 : 9人 (平均値:8.24人) 2月 : 5人▼( 同 :7.51人) 3月 :10人★( 同 :8.24人) 4月 : 7人 ( 同 :7.97人) 5月 :10人★( 同 :8.24人) 6月 : 6人 ( 同 :7.97人) 7月 : 5人▼( 同 :8.24人) 8月 : 7人 ( 同 :8.24人) 9月 : 9人 ( 同 :7.97人) 10月:12人☆( 同 :8.24人) 11月: 7人 ( 同 :7.97人) 12月:10人★( 同 :8.24人)
10月が一番多く出現した。 2月の少なさは兎も角、7月の少なさが目立つ。 有意性は認められなかった。
■生まれ月の奇数偶数別 ※奇数標準値…48.9人 ※偶数標準値…48.1人
奇数:50人 偶数:47人
目立った乖離は認められず。
■月日数(生月と生日の合算を単数変換) ※平均値…人
1:10人 (平均値:10.36人) 2: 7人 ( 同 :10.90人) 3:14人☆( 同 :11.16人) 4:10人 ( 同 :10.96人) 5:12人 ( 同 :11.16人) 6:13人★( 同 :10.63人) 7:13人★( 同 :10.90人) 8:12人 ( 同 :10.36人) 9: 6人▼( 同 :10.63人)
「3」「6」「7」が多く出現し、「2」と「9」が少なくなった。 有意性は認められなかった。
■月日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…54.21人 ※偶数標準値…42.79人
奇数:55人 偶数:42人
ほぼ標準値となった。
■西暦下一桁数 ※平均値:9.7人
0:10人 1:13人★ 2: 8人 3:14人☆ 4: 9人 5: 9人 6: 4人▼ 7: 7人 8:14人☆ 9: 9人
「1」「3」「8」が頻出。「6」は極端に少ない。 有意性は認められなかった。母数が少ないので致し方無い。
■西暦下一桁数の奇数偶数別 ※奇数標準値…48.5人 ※偶数標準値…48.5人 ※「0」はバランス考慮の為、偶数に編入
奇数:52人 偶数:45人
若干奇数が多くなった。
■全項目の奇数偶数の割合 ※奇数標準値…53.8% 偶数標準値…46.2%
奇数:54.12% 偶数:45.88%
ほぼ標準値に収まった。
■基本数・日数・年数・月日数の合算(4種平均)
1:45人 (標準値:44.67人) 2:41人 ( 同 :45.01人) 3:44人 ( 同 :45.20人) 4:40人 ( 同 :43.94人) 5:46人★( 同 :42.28人) 6:46人★( 同 :41.75人) 7:37人▼( 同 :42.02人) 8:48人☆( 同 :41.48人) 9:41人 ( 同 :41.75人)
「5」「6」「8」が標準を上回った。また「7」の少なさが目立つ。 「7」の哲学的思考は平和活動として認められにくいという事か。 やはり有意性は認められなかった。
【検証結果まとめ】 ■基本数では「5」「8」、日数では「1」「9」、年数では「2」「6」、月日数では「3 」「6」「7」、西暦下一桁数では「1」「3」「8」が頻出した。
■全体(4種平均)では「5」「6」「8」が頻出した。
■一方、基本数・日数・生まれ月では「7」が最小となった。4種平均でも最小である。
■上記の結果だけで判断すると、「5」の革新性、「6」の隣人愛、「8」の組織力などが平 和活動維持に繋がるという事か。
■そして「7」の哲学的思想や洞察力は反って平和活動を維持するに際して妨げとなるという 事か。
■奇数、偶数の優劣は殆ど見受けられなかった。
■いずれの項目においても、有意差5%での有意性は認められなかった。つまり現段階(母数)では「偶然の結果」に過ぎないレベルの検証結果に収まった。
今回は母数が前二回に比べ更に少なかった為、有意性を見出す事は出来なかった。
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